もうテレビなんて見たくない『3つ』の理由

 

どうも!

突然ですが、最近テレビって見てますか?

僕はもともとテレビ大好きっ子です。

テレビかじりつきで生きてきました。

まさにテレビ・ゾンビです。

でも、最近はめっきり見なくなりました。

気になる番組がほぼ皆無です。

テレビを見なくても全然生活できてしまっています。

ちなみに僕は広告代理店に勤めてます。

テレビのCM枠などをセールスしたり、時には番組ごと企画したりしますので、

テレビに関わる様々なビジネスに携わる立場として、

テレビを見なくなったと言う発言はあまり良くないのかもしれません。

でも、正直に、面白くないです。

もちろん、メディアとしてのパワーは今も健在です。

テレビの影響力はやはり強いです。

でも・・・・面白くないです。別に見たいと思う番組がないのです。

ある意味、テレビ・ゾンビとしては、悲しいことでもあります。

そこで今回は、なぜテレビを見なくなったのか・・・

僕なりに考えてみようと思います。

 

ライフスタイルの変化

なんといってもインターネットの影響は大きいと思います。

特に、アクセス環境があれば、どこでもインターネットができる、

スマホやタブレットの存在は世界中の人たちの生活スタイルを一変させたと思います。

あ!?すみません。

スマホの写真のつもりが、油揚げの写真を掲載してしまいました・・・

 

ひと昔前までは電車に乗っていてる人たちは、新聞や本を読んでいた人が多かったと思います。

でも、最近はみんなスマホをいじっています。

スマホで新聞や本を読んでいる人もいれば、音楽を聴いたり、アプリゲームを楽しんだりと、様々な時間の使い方をしているわけです。

このインターネット、特にスマホの存在によって、競合間の垣根が非常に薄くなったと思います。

要するに、時間の奪い合いの話しです。

1日のうち、テレビを3時間見ていたとして、

今までは、テレビ局同士で、この視聴者の3時間を奪い合っていたわけです。

でも、今の時代は違います。

ここに、同じ動画を扱うYoutubeだけでなく、ネットショップやアプリなど、

様々な趣味嗜好をベースとした競合が同じ時間を奪い合うわけです。

インターネット、特にスマホが良い意味で生活者のライフスタイルを大きく変えたことで、

結果、テレビ局の競合が増え、元々テレビ用だった時間が、他のカテゴリーに奪われてしまっているのだと思います。

場所も時間も選ばず自分の好きを楽しむことができるインターネット環境下のスマホと、

録画はできるとは言え、なんだかんだ据え置き型のテレビとでは、

やはり、前者のうほうが今のライフスタイルのあり方として、

みんなの消費時間が集まりやすいのは確かだと思います。

本来テレビに紐付いていた時間が益々減っていくと考えます。

 

インターネット・コンテンツの魅力

生活スタイルの変化だけではありません。

それだけは、インターネットにアクセスが集中しません。

それ以上にインターネット発信のコンテンツが魅力的なのです。

最近では、Youtuberが流行していますが、

実際、面白いことを発信しているYoutuberの方も多いです。

5分間のYoutuberの動画を6本見る方が、30分間のテレビ番組1本みるより断然面白いことも良くあります。

Youtuberだけではないです。無名な人がアップした動画でも感動的な動画や楽しい動画もたくさん存在します。

その他、ニコ動を楽しんでいる人もいるかもしれません。

また、動画サイトだけではないです。

ブログだってそうです。魅力的なブログもたくさん存在します。

要するにテレビでは見れない魅力的な世界がインターネットのコンテンツにはたくさん存在するのです。

それくらい日々インターネットの世界から生まれるコンテンツは魅力と勢いがあると感じます。

では、なぜテレビにはその勢いがないのでしょうか・・・?

 

自主規制の空気

僕はこれが原因だと考えます。

広告代理店に努める僕が発言するのは良くないのかもしれません。

でも、テレビっ子だからこそ、あえて言いますが、

テレビ局を取り巻く、クライアントと呼ばれるスポンサーからの「規制の空気」がポイントだと思います。

もっと言えば、視聴者の反応を意識しすぎた対策も含まれるかもしれません。

結果、あれは言ってはいけない。これも言ってはいけない。

それはしてはいけない。などなど、いろんな目を気にするあまり、

何も出来なくなっているのだと思います。

例えば、「この食べ物はむちゃくちゃまずかった」と発言した芸人がいたとして、

それが面白くて、的を得ていたとしても、

その番組のスポンサーがもしその食べ物の食品会社だとしたら、おそらくカットになると思います。

もしカットせずに放送すると、スポンサーからクレームが入るかもしれない。

クレームが入るとスポンサーを降りられるかもしれない。

などなど、どうしてもお金の出所であるスポンサーの顔色を伺う方針が強まるのが現実です。

それは広告代理店も同じです。

私たちはクライアントのパートナーです。

と言いつつも、実際は、顔色伺いながら、忖度しているのが現状だと感じます。

そうなると、結局、カドのとれた丸いモノに仕上がってしまうのだと思います。

それが、結果つまらない番組になってしまう原因だと思います。

その点、インターネットの世界は良くも悪くも、テレビに比べて人の目を気にして発信する人たちは少ないかもしれません。

もちろん、企業は色々なことに気をくばりながら発信していると思いますが、あくまでも、個人レベルの発信でいうと自由な場合が多いと感じます。

 

まとめ

最近は気になる番組がほぼ皆無です。

めっきりテレビを見なくなりました。

もともとテレビ大好きっ子だったテレビ・ゾンビからするとある意味、悲しいことです。

広告代理店に努める僕がこういうことを発言するのは、あまり良くないのかもしれないですが、その理由をあえて考えてみました。

それが、

  • ライフスタイルの変化
  • インターネット・コンテンツの魅力
  • 自主規制という名の空気

の3つの理由だと思います。

インターネットへのアクセス環境下では、いつでもどこでもインターネットを楽しめるスマホの存在によるライフスタイルの変化。

企業だけでなく、個人からも日々、発信されるテレビより魅力的なコンテンツが充実するインターネットの世界。

何よりもテレビ自体を取り巻く、自主規制という空気感により、様々な目をきにした結果出来上がる丸くなりすぎたつまらないテレビ番組の数々。

それらがすべて合わさることで、テレビとの距離が徐々に離れていってるのだと感じます。

その他、高齢化やそもそも視聴率の考え方など、数字を活用した違う観点での考察も、もちろんあると思いますが、

僕自身、現時点ではこれらが主な理由だと感じています。

元テレビっ子代表としては、悲しい現実ですが、

これからのテレビの巻き返しにも期待しながら、

引き続き、この件については色々な角度で考えてみようと思います。

ということで、本日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは、今日も元気にLet’s Zombie!!

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