どうも!リーマン・ゾンビの OKOME(@tokyozombie247) です。
1月23日、「Google Lunar X PRIZE」を運営する団体から、正式なリリースが公開されました。
それは・・・
「期限であった2018年3月31日までに、月に到達することができるチームはいない。」
という結論でした。
要するに、このコンテストは誰も賞金を獲得することなく、
また、誰も月面で成果を競うことなく、終了するということです。
なんとも切ない結末です・・・涙
詳しい情報はこれから色々と追いかけようと思いますが、
今回はこのコンテストの概要について、そして、
コンテストに参加していた唯一の日本チーム「HAKUTO」についてまとめたいと思います。
「Google Lunar X PRIZE」って?
「Google Lunar X PRIZE」とは、
Xプライズ財団によって運営され、Googleがスポンサーとなり開催されている民間による最初の月面無人探査を競うコンテストの名称 参照:Wikiペディア
です。
そのコンテストで競う内容が▼コチラです。
(参照:「HAKUTO」公式HP)
500m移動して・・・
画像送って・・・・
たったそれだけ!?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ノンノンノン!
これが果てしなく大変なことなのです!
人類の英知のカタマリなのです!
そもそも、月に送り込む(=ロケットを飛ばす)ということだけでも、莫大な資金と技術が必要なわけです。
そんな途方もないビックチャレンジ・コンテストには、
な、なんと・・・
総額3,000万ドル
の賞金が用意されているのです!
3,000万円ではないです。
ドルです!
ってことは・・・
1ドル=110円で計算したとてして・・・・
33億円です!
もう・・・・想像つかない規模ですね!
競う内容も賞金も天文学的ですね!
そして、この前代未聞のコンテストに日本から唯一参加しているのが、
『HAKUTO』
とういチームなのです。
ちなみに・・・・少し脱線しますが、
1万円札を33億円分、縦につなげると、
その長さは 約528,000km になります!
地球から月までの距離が 約384,400km ですので、
賞金を獲得して、縦につなげると・・・・
地球から月に余裕で行けちゃいます!笑
「HAKUTO」って?
すみません・・・少し脱線しました。
さて、この「HAKUTO」について少し触れてみたいと思います。
「HAKUTO」は2008年に設立されたチームです。
「月には兎がいる」という伝説にまつわる「白兎」から引用し「HAKUTO」だそうです。
宇宙開発の経験者たちによって結成されたチームです。
今では、様々な企業、団体、大学等も巻き込み、
日本のみの民間チームというよりかは、
日本を中心とした多国籍な様々な組織がサポートする民間チームという考えが正しいようです。
そのチームの中心人物がメディアにも良く登場する『袴田武史さん』です。
▼著書も発売しています。
彼の熱意や夢にココロがつながり、たくさんのメンバーが集結し、
多くのスポンサーから資金や技術面のサポートも集まった夢のプロジェクトなわけです。
メインスポンサーは KDDI です。
その他、JALや、SUZUKI、リクルートなど、
そうそうたる企業がスポンサーとして名を連ねています。
すごいですよね。まさに夢のビックプロジェクトです!
そんな、大きな夢を背負った最高のチームのHPの言葉が本当にかっこいいんです!
「夢みたい」を現実に。
ひとつのレースが「宇宙に挑戦する者はいないか」と言った。
このチャンスに僕たちは、あることを証明することにした。
仲間を集めて、みんなで努力して、アイデアを出し合う。
たったこれだけで、宇宙は手の届く存在になるということを。
信じてもらいえるかはわからない。だからコドバではなく行動で見せる。
夢が夢でなくなる様子を届けることが、HAKUTOのミッションなのだ。
し、しびれます!
鳥肌がたちます!
かっこよすぎです!
夢をありがとう
でも、、、コンテストは23日の発表をもって終了となったわけです。
主催者側からは、「どのチームも期限までに月に到達することができない。」という結論付けをされてしまったのです。
各チーム、いろいろな事情や理由があるのだと思います。
それにしても、そんな熱くて、かっこよくて、ワクワクする挑戦が終了するなんて・・・です。涙
でも、ここまでの活躍で多くの人たちが最高の夢を見ることができたのだと思います。
僕もその1人です。
だから「ありがとう!」です。
心の底から「夢を、感動を、ありがとう!」です。
ちなみに、最新のニュースでは、「Google Lunar X PRIZE」は終了したものの、
新たなコンテストの立ち上げの可能性なども模索中のようです。
また、「HAKUTO」としての活動は継続し、
早い時期での取り組みの実現に向けて意気込んでいるようです。
これに関してはホッとしました。
これまでの歩みは止めずに、夢の実現に向けてこれからも「HAKUTO」は前進するわけです。
僕たちもまだまだ「HAKUTO」を応援できるわけですね!
もちろん、袴田武史さんの活躍にも注目です。
「HAKUTO」の第2章に期待です!
それでは、本日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、今日も元気にLet’s Zombie!!
コメントを残す